税務調査の通知が届いてから「当日はどのように進むのか」「何を準備すればいいのか」と不安を抱える経営者は多いでしょう。本記事では税務調査当日の流れと、各段階での対応ポイントを解説します。

税務調査の事前通知が来たらやること

税務調査は原則として事前通知があります。通知を受けたら以下を速やかに準備しましょう。

  • 調査対象期間の帳簿・証憑の整理:総勘定元帳・現金出納帳・預金通帳・領収書・請求書・契約書を年度別に整理します。
  • 売上・経費の根拠資料の確認:大きな取引には必ず契約書・請求書・振込記録が揃っているか確認します。
  • 顧問税理士への連絡:顧問税理士がいる場合は直ちに連絡し、調査立会いを依頼します。顧問税理士が調査に立ち会うことで、調査官との直接対応を税理士に委ねることができます。

税務調査当日の一般的な流れ

①挨拶・調査の目的説明(午前10時頃〜)

調査官が2名程度来社し、身分証の提示の後に調査の目的・調査期間が説明されます。最初に「事業の概要」「売上の流れ」について質問されることが多いため、事業内容を簡潔に説明できるよう準備しておきましょう。

②帳簿・証憑の確認(午前〜午後)

調査官が帳簿・領収書・通帳・請求書などを実際に確認します。主に確認されるポイントは以下のとおりです。

  • 売上の計上漏れ・計上時期のズレ
  • 役員報酬・外注費の根拠(契約書・振込記録)
  • 交際費・旅費交通費の妥当性
  • 役員への貸付金・仮払金の性質

③質問と追加資料の要請

気になる取引について追加の質問や書類提出を求められます。その場で即答できないことは「確認してから回答する」と伝え、不確かな情報を提供しないことが重要です。顧問税理士が立ち会っている場合は、税理士を通じて回答するよう徹底しましょう。

調査終了後の対応

調査が終わると「調査結果の説明」が行われます。問題がなければ「是認」となり終了です。修正が必要な場合は「修正申告」または「更正処分」の対応を迫られます。

修正申告に応じるか、更正処分を待って不服申し立てをするかは顧問税理士と相談の上で判断することが非常に重要です。安易に修正申告に応じると、後から争うことが難しくなります。

まとめ

税務調査は事前の準備と当日の適切な対応が結果を左右します。顧問税理士が立ち会うことで、不当な指摘への反論・修正申告の判断サポートが受けられます。税務調査の通知が来た方、または調査に備えて準備したい方はお早めにご相談ください。

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